いろいろ

お久しぶりです、またしても更新間隔があいてしまいました。
気が付いたら8月も終わってしまいますね。
理由としてはテスト→バイトバイトバイトみたいなかんじです、その間はあんまりカードに触れることができてませんでした。

忙しく時間を過ごしている間に全国が終わっていたり、様々な大型非公認が終了していたりといろいろあったみたいです。

そういった結果に触れてみての雑感、とか。


ペイルムーン、スパイクの増加
全国優勝がペイルムーンであったり、スパイクが多様な場所で結果を残しているというわかりやすい環境の変化が見て取れます。
ペイルムーンは多種多様な型がそんざいしますがどの型にも共通しているのがソウルの質を上げ、そこから大量展開や連続攻撃へ望む、というものです。
スパイクは10弾から存在しているのでわかりやすいですね、バッドエンドからエンペラーにBRして高打点連続攻撃で押し込むシンプルなデッキです。
これらのデッキが上がってきた要因としては
・対処法がよく知られていなかった
・苦手なデッキが以前よりも少なくなった
といったことがあげられるでしょう。

ペイルムーンの対処法としてはソウルの質を上げさせないためにイオネラを焼き、積極的にVへ圧力をかけていくというのが有効です。
スパイクに対してはLJと同様に自分のカードを増やすことができないクランであるのでアドバンテージで差をつけていきましょう。
こうしたことが頭に入っていれば有利に試合を展開できるようになれると思います。

とはいったもののそういった動きが可能なクランは限られていて具体的にはかげろう、抹消ぐらいしかありません。

抹消者の減少
抹消者が以前のようにほぼ1強な環境であれば上記のようなデッキタイプは苦戦を強いられここまでの隆盛を実現することはなかったと思います。
ですが実際には環境に見受けられるようになっている、これには抹消者が相対的に数を減らしているというのが大きいです。
大型非公認では個人戦から徐々にチーム戦中心に行われることになってきて、抹消者に当たる確率が減ったというのも少なからず影響があるかもしれません。
何より大きいのは抹消者1強であった前とはちがい、現在は知ってのとおり撃退者という強力なデッキが存在します。
このデッキタイプは今までのカードに比べCB効率が圧倒的に優れていてかつ強力なフィニッシャーが存在。
まさに勝つことを約束されたかのような強さを誇っています。
こう表現すると最強デッキのように思えますが、カードパワーが高い故に引けないとき等のムラが生じ、そこが撃退者の弱点でもあり上記のようなデッキに対してつけ入るスキを与えていると言えます。
とはいえそのアドバンテージ生成力は驚異的なもので、抹消者に対しても互角以上の戦いが可能であり環境は抹消者と撃退者の2強へと移っていきました。


抹消者の変遷
こういった環境のシフトを経て、王者であった抹消者側にも変化が求められることとなりました。
既存の構築では撃退者の圧倒的なカードパワーについていくことが難しく、3点止めをするにしてもあまり有効でない止め方を強いられたり
単純にアドバンテージで大きく差をつけられ殴り切られてしまう。といったことが多発し、あまりにも不利な戦いを強いられることとなったからです。
そうした中で結果を出してきたのがリンチュウズイタンを投入したデッキタイプです。
CB2で2枚のアドを稼ぎ、且つパンプにより多くの手札を削ることが狙えるボーイングセイバーを主軸に据え撃退者に喰らいつこうというのがコンセプトでしょうか。
セイバーの能力を最大限引き出すためにはダメージレースで勝つことが重要であり、なおかつ無理な展開をせずに並べるにはライジングフェニックスの存在が不可欠でなるべく早い段階で並べられるようズイタン。
イオネラやダストテイルのような厄介な後列を焼くきつつ、抹消者ネームもちのFVリンチュウ。
この3つが構築の特徴的な部分でかつとてもきれいに噛んでいるのでデッキパワーとして非常に高いものを持っていると言えます。
事実リンチュウズイタンフェニフェニはほぼ勝利の呪文です。

また、ここまで尖った構築でなくても環境が「ライフェニを置けると強い」から「ライフェニを置けないと辛い」となったため、ほとんどのレシピでフェニックスが4枚投入されたというのも変化の一つでしょう。

これからの抹消者としては撃退者、そしてリンチュウズイタン型にも対抗できるような構築を組んでいきたいですね。


こうした環境の動きが12弾発売からは見ることができ、ヴァンガードもメタゲームが重要となってきたのではないでしょうか。
今週末にはオラクルのEBが発売され環境はどうなるのか、というところも見ものです。
おそらく来週末の東日本VGCSが12弾環境最後の大型大会となるので結果には注目したいところですね、ついでに僕も出ます。

恐ろしく抹消者視点でしたがどうだったでしょうかコメントとかあればうれしいです、久しぶりでかつ長い記事でしたがこのへんで終わりたいと思います。